【血糖測定がもっとやさしく】FreeStyleリブレ2のご紹介
こんにちは。この度、糖尿病治療をサポートする新しい血糖測定ツール「FreeStyleリブレ2(フリースタイルリブレ2)」を当院で採用しましたのでご紹介します。
「血糖値のチェックは面倒」「指先に針を刺すのがつらい」──そんなお悩みを抱える方にとって、リブレ2は日々の管理を大きく変える頼もしい味方になるはずです。
◆ FreeStyleリブレ2とは?
リブレ2は、腕に貼る小さなセンサーを使って、24時間の血糖変動を自動記録できる機器です。
従来のように1日に何度も指先に針を刺さなくても、スマホや専用リーダーをかざすだけで、今の血糖値が確認できます。
さらに、低血糖や高血糖を検知したときにはアラート通知が出るので、より安全に血糖コントロールが行えます。
◆ 仕組みは?
リブレ2は以下の2つで構成されています:
● センサー(貼付部分)
- 上腕の後ろに装着(直径約3cm、500円玉ほど)
- 14日間連続使用OK
● スマホ or 専用リーダー
- かざすだけでその場で血糖値が表示されます
- Bluetoothで接続すれば、アラート通知が受け取れます
◆ こんなに便利!
✅ 指に針を刺さずに血糖がわかる
→ 痛みや不快感が軽減され、継続しやすくなります
✅ 血糖値の“動き”が見える
→ 朝・食後・夜間など、血糖のトレンド(変化の流れ)がグラフで確認できます
✅ アラート機能で安心
→ あらかじめ設定した数値を超えると、音や振動で通知。
低血糖の自覚がない方にもおすすめです。
◆ 使用方法
1.センサーを貼る
- 医療機関で初回貼付も可能ですが、自宅での装着も簡単です
- 入浴・運動・睡眠もそのままでOK
- 剥がれやすい方はテープでの補強が有効です
2.スキャンする
- スマホや専用リーダーをかざすだけ
- 8時間以上スキャンしないと記録が消えるため、1日3回以上のスキャンが理想です
◆ 使用上の注意点
⚠ 実際の血糖値とズレることも
→ 測定対象は血液ではなく間質液の糖。特に食後や運動中はズレが生じることがあります。気になるときは指先測定も併用しましょう。
⚠ Bluetooth設定が必要
→ アラート通知にはスマホのBluetoothをONにする必要があります
⚠ センサーが外れることも
→ 汗や動きで剥がれることがあるため、アームカバーや補強テープの活用がおすすめです
⚠ 皮膚トラブルに注意
→ 赤み・かゆみ・かぶれが出た場合は医師へご相談ください
◆ 保険は使える?
はい、リブレ2は医師が必要と判断した糖尿病患者さん(インスリン治療中など)であれば、保険適用が可能です。
- センサー1個=14日間使用
- 1か月あたり2個まで処方可能
- 初回に専用リーダーを処方(またはスマホアプリで対応可)
※保険適用には医師の判断が必要です
◆ こんな方におすすめ!
- インスリン治療中の方
- 低血糖のリスクがある方
- 血糖の動きをしっかり把握したい方
- 指先穿刺が苦手な方
- 自分の生活習慣を見直したい方
◆ 最後に
血糖値をより「見える化」することで、FreeStyleリブレ導入後の12ヵ月間で糖尿病イベントによる年間入院率は、63%の低下が認められたとの報告があります。
リブレ2は、毎日の血糖管理を「よりやさしく・より正確に・より安心して」行える革新的なツールです。
血糖値を見るだけでなく、生活のリズムとの関係を知ることで、治療へのモチベーションも高まります。
気になる方は、どうぞお気軽に当院スタッフまでご相談ください。
◆ あなたの毎日を、もっと安心に。
糖尿病治療の新しい選択肢として、ぜひFreeStyleリブレ2をご活用ください。
FreeStyleリブレ 2 製品情報ホームページ https://www.freestyle.abbott/ja-jp/products/freestyle-libre-2.html